2011-12-28

2012年は地方の時代に

激動の2011年が暮れようとしています。
年末には、この1年を振り返り、来るべき新しい年に期待したいところですが、今のところ期待するべき材料があまり見当たりません。
政治の世界では消費税の増税に反対して、若手の民主党議員が何人か離党したそうですが、野田内閣の増税方針に変わりはなさそうです。先日は八ツ場ダム工事の続行が決まり、またもや民主党のマニフェストが破られました。
「コンクリートから人へ」のはずが「コンクリートからコンクリートへ」となってしまったようです。国民のひとりからすれば、ダム建設に使う予算があるなら、東日本大震災の被災者のために使って欲しいと思うのですが、さまざまな利権がからむ国会議員には、何を言ってもムダなのかもしれません。

そんな中、大阪市の新市長・橋本氏の動向に全国が注目しています。大阪市役所内で、次々と新しい改革を実行している橋本氏に、「できれば国政でも大ナタをふるって欲しい」とつい期待してしまいます。
3月11日の大震災の後は、国会議員の活躍は殆ど見られず、苦労しながらもあれこれと対応していたのは、地方の知事さんや市長さん、町長さんでした。
地方の時代と言われて久しくなりますが、ひょっとしてこれからは国会議員の方は必要なくなるのでは・・・。2012年は、地方から改革の嵐が起こり、名実ともに地方の時代がやって来るような気がします。

2011-12-05

自転車事故が増える中、自転車保険の加入者も増加

東日本大震災以降、自転車で通勤する人が増えています。自転車は排ガスも出さず健康にも良いので、自転車通勤の人が増えるのは歓迎ですが、同時にマナーの悪さから自転車事故が増えていることが問題になっています。
テレビのニュースでも放映していましたが、携帯電話をかけながら運転していたり、信号無視、斜め横断、無灯火、傘差し運転など、無謀な運転が目立つようです。また、最近では「ピスト」と呼ばれる競技用の自転車を乗り回す若い人もいるとの事ですが、このピストには何とブレーキがついてないのだそうです。
ブレーキがついてなければ、坂道ではどうするのか、目の前を車が横切ったらどうするのか、あるいは歩行者が急に出てきたらどうするのか、考えると恐ろしくもなります。
自転車と自動車の事故では、自転車のほうが被害者になるケースが多くても、自転車と歩行者の事故では自転車のほうが加害者になります。
実際に歩行者に重症のケガを負わせたり、最悪の場合は死亡に至ることもあり、自転車だからと言って軽く見るのは危険と言えます。加害者になった場合、数千万円の賠償命令が出ることもあるそうで、そうなると相手の人生はもちろん、自分の人生にも大きな痛手となります。
そんな中、自転車向けの保険が相次いで販売されており、加入者も増加しています。保険料は年間5000円前後で、自分や相手がケガをした場合、数千万~1億円までの保障がついているものが多くなっています。
コンビニや携帯電話から気軽に申し込めるものもあるので、自転車通勤される方は検討してみると良いかもしれませんね。

2011-11-22

中高年とウォームビズ

今年は秋口から石油ストーブや、湯たんぽなどの電気に頼らない暖房器具が売れているそうです。省エネ、節電意識が一般国民にも広く浸透していると言えますが、11月から翌年の3月までは「ウォームビズ」が推奨されています。

このウォームビズは、クールビズの秋冬版で、2005年に環境省が提唱したものですが、地球温暖化防止のために暖房による二酸化炭素の排出量を抑えることを目的としています。
職場や家庭でも過度の暖房に頼らず、室温は20℃に設定することを求められていますが、20℃と言えば日本では4月から5月頃の気温なので、過ごしやすい温度と言えます。

体の冷えが気になる中高年にとっては、外気温が低いとちょっとつらい面もありますが、重ね着などをすることによってクリアーできそうです。今は、薄地でも暖かい発熱下着などがたくさん出ており、気軽に通販で購入することができます。ネックウォーマーや手袋、靴下なども着用して冷えから守るようにしたいですね。
今後、暖房器具はなるべく消費電力が少ないものを選んで購入するのも、ウォームビズを成功させるひとつの方法です。

参考リンク 省エネ節電グッズ・通販ガイド

2011-11-05

ガイガーカウンターの貸出を利用しよう

放射能汚染の脅威が身近に感じられる今、果たしてわが家は大丈夫なのだろうかと不安になります。毎日のニュースでは、福島原発からかなり離れた地区でも放射能が検出されているようです。
東京都世田谷区の例のように、原発とは関係のないものもありますが、やはり大半は福島原発事故と関連しているようです。

放射線量を測定するには、ガイガーカウンターが必要ですが、ネットから購入できるものは高額なものが多いようです。しかも、その性能にはかなりばらつきがあることをテレビで放映していました。放射線量を測ると言っても、測定できる放射線の種類が限られていたり、空気中の放射線量は測れても野菜や水道水の放射線量は測れないものなど、色々な種類があり、素人にはとても判別できません。

現在、ガイガーカウンターは日本製のものは少なく、外国製のものでも東日本大震災後に急激に価格が高騰しているものがあったり、安価だけれど正確に測定できないものがあったりと、どのようなものを選んだらよいのか迷うばかりです。

しかし、冷静に考えてみれば、ガイガーカウンターは頻繁に毎日使うものでもなく、とりあえず自分の住んでいる家や周辺の放射線量がわかれば良いので、あわてて購入する必要もないかもしれません。
今は、ガイガーカウンターのレンタルサービスというものもたくさんあるようですが、県や市で無料貸出を行っているところも多くなっています。
まずは、お住まいの自治体に問い合わせてみるのも良いかも知れませんね。

2011-09-17

パソコンの買い替えはちょっと待とう

新しいパソコンの買い替えを検討している方は、ちょっと待ったほうが良さそうです。
来年、マイクロソフト社から新しいOSであるウィンドウズ8(Windows8)が発売されるからです。マイクロソフトでは、ほぼ3年ごとに新しいOSを発売していますが、2012年に発売される予定のウィンドウズ8は、かなり大胆な変更が行われているようです。

そのひとつが、米アップル社の多機能端末iPad(アイパッド)でおなじみのタッチパネル方式です。パソコンを起動すると、従来は色々なアイコンが並びますが、ウィンドウズ8では、四角形に区切られたタイル状のアイコンが並びます。カラフルな四角形を指でタッチすることにより、それぞれのアプリケーションを起動することができるようになっています。
画面下に現れる仮想キーボードから文字入力もできるようになっているため、パソコン初心者や中高年世代、シニア世代にはありがたい機能と言えるかも知れません。また、携帯端末に慣れている若い世代にも、違和感なく受け入れられそうです。
もちろん、今まで通りキーボード入力やマウス操作もできるので、ブラインドタッチをマスターしている方は、キーボードからの入力のほうが速くできます。
また、ウィンドウズ8は、起動時間が大幅に短縮され、わずか数秒で起動するとのことです。ARMが設計した低消費電力プロセッサに対応しているため、消費電力もかなり抑えられています。

マイクロソフト社では、このウィンドウズ8を2012年の新学期シーズンに合わせて来年7月あたりには店頭に並べたいと考えており、遅くとも年末商戦期までには発売したいとしています。

2011-09-06

たばこ税増税は誰のため?

小宮山洋子厚生労働相がたばこ税を100円ずつ引き上げて、最終的に1箱当たりの価格を700円にすべきとの見解を述べましたが、この発言が色々なところで波紋を広げているようです。
安住淳財務相はこの発言について「個人的な見解。ご高説は承るが、所管は私だ」と不快感を表明。さらに日本たばこ産業(JT)は、東日本大震災の復興財源とするなら、たばこ増税よりも政府が保有するJT全株式の売却が望ましいとしています。

このようなニュースを見ていると、たばこ増税はいったい誰のために行うのかと不思議に思わざるを得ません。小宮山洋子厚生労働相は、税収増と言うよりも国民の健康のためとしているが、一方で1箱700円までは税収は減らないとの見通しも示しています。これでは、まるで国民の健康と税収とが両てんびんにかけられているような感じです。日本たばこ産業(JT)が、価格引き上げに伴う売り上げ減を心配するのは仕方がないとしても、安住淳財務相は税収が減ることをもろに心配しています。

私達国民は、たばこの値上げに一喜一憂するよりも、きっぱりと禁煙したほうがよほど賢明かもしれません。たばこは、昨年の10月に、1本あたり3.5円の増税が実施され、1箱300円のマイルドセブンが410円になりましたが、禁煙すれば、毎月のたばこ代が浮くことになります。その浮いた分を生活費に回したり、預貯金に回したり、あるいはたばこを吸ってしまったと仮定して投資に回せば、10年、20年後には、かなりの資産が作れます。もちろん、健康にも良く、病気になって入院治療費がかかるという確率も減るので、良いことづくめです。

2011-08-25

円高の今、外貨預金は有利か?

円高傾向がおさまりそうもありません。そこでにわかに脚光を浴びているのが外貨預金ですが、果たして円高の今、外貨預金を始めるのは本当に有利なのだろうか。
外貨預金は、日本円を米ドルやユーロなどの外国通貨に交換して外貨で預金するもので、預けたお金には日本での預金と同じように一定の利息が付きます。しかも、多くの場合、超低金利が続く日本と違って高い金利が設定されています。お金を預けておくだけでなく、お金を動かして増やそうという「資産運用」に目覚めた人にとって、他国の通貨で預金するという外貨預金はとても魅力的な金融商品に思えます。
しかも今なら円が強い。円高の時に外貨預金を始めれば、金利に加えて為替差益を期待することもできます。

しかし、これは預けた時が円高で、満期の時が円安の場合に限られます。日本経済が今後どうなって行くかわかりませんが、ひょっとしたらますます円高になるかも知れません。あるいは円安になった後、再び円高になる可能性もあります。外貨預金は中途解約ができないため、ちょうど満期日に円高になっていると、為替差損で元本割れを起こしてしまいます。
また、外貨として預け入れる時と引き出す時に「為替手数料」がかかり、この手数料が高ければ少しくらいの為替差益や金利は相殺されてしまい、殆ど利益が出ないなんてことにもなりかねません。

そして何よりも不安なのは、外貨預金はペイオフの対象外になっているということです。国内の銀行にお金を預けた場合、ペイオフがあるため、たとえ銀行が破たんしても1000万円までは保障されますが、外貨預金の場合は保障されません。取引先の銀行かまたは外貨を預けている銀行が破たんした場合、預けたお金がゼロになってしまう可能性もあります。

外貨預金は、円高だからと言ってむやみに飛びつかず、このようなリスクも考慮に入れ、余裕のある資金で行ったほうが良さそうです。

2011-08-04

再生可能エネルギーで日本の復興を

東日本大震災からやっと立ち直ろうとしている日本を、急激な円高が直撃しています。福島原発事故の収束もまだ見通しが立たず、牛肉や腐葉土の放射能汚染が明らかになり、これから秋にかけて新米への影響も懸念されています。

そんな中、ひとつだけ明るいニュースがありました。世界各国で出願されている4万7000件余りの再生可能エネルギーに関する特許のうち、日本で出願された特許件数が全体の55%を占め、トップであることが環境省のまとめでわかったからです。

再生可能エネルギーとは、自然環境の中で繰り返し利用できるエネルギーのことで、太陽光や太陽熱、水力、風力、地熱、バイオマス、潮力、波力などのエネルギーを指します。石油・石炭などの化石燃料は、大気汚染の原因となったり温室効果ガスを排出して地球温暖化を引き起こす可能性があり、またいずれ枯渇することがわかっているため、長くは使えません。

そして新時代のエネルギーとして期待されていた原子力エネルギーは、いったん事故が起こると人間の力ではコントロールできなくなることが、今回の福島原発の事故で明らかになりました。また、核廃棄物をどのように処理したら良いかわからぬまま次から次へと原子力発電所を増設して来たわけですが、地球の未来を思うなら再生可能エネルギーへ転換するべき時が来たと言えます。

日本は世界に先駆けて再生可能エネルギーの特許を取得していますが、しかし、実用化の面ではかなりの遅れを取っています。今後はこの膨大な特許をもとに技術開発をどんどん進めることが、日本の復興にもつながると思われます。

2011-07-21

うなぎと土用丑の日の関係

今日は土用の丑の日ということで、スーパーの店頭では、うなぎがたくさん並べられていました。中国産と国産とがありましたが、中国産のうなぎは一串500円前後、国産のうなぎは一串1000円前後と昨年よりかなり高価です。いつもなら、人だかりができているはずが、今日はうなぎを買っているお客さんはまばらでした。

ところで、土用の丑の日にうなぎを食べるという習慣は、江戸時代に始まったと言われています。
当時の学者で発明家である平賀源内が、夏にうなぎが売れないと嘆いているうなぎ屋さんに、アドバイスをしたことが元になっています。源内は、「丑の日にウの字がつくものを食べると暑さ負けしない」という言い伝えからヒントを得て「本日丑の日」と書いた看板をうなぎ屋の店先に貼ることを勧めたそうです。
それから、夏にうなぎが売れるようになり、他のうなぎ屋さんもそれを真似るようになり、いつしか土用の丑の日には、うなぎを食べるという習慣が定着して、今に至っています。

確かにうなぎは、ビタミンB類をはじめ栄養価が高く、夏バテ防止や疲労回復にも効果があります。真夏にうなぎを食べるのは、健康にも良さそうです。
しかし、外国産のうなぎよりは国産のうなぎのほうが安心でおいしいので、国産のうなぎを食べたい。できれば習慣どおりに土用の丑の日に食べるのが良いのですが、クリスマスケーキと同じく、少し日にちをずらすと価格が安くなります。本当においしい国産のうなぎを食べるなら、丑の日にこだわる必要はないかも知れませんね。

2011-06-28

中高年にも人気の世界遺産検定

東京都の小笠原諸島に続いて、岩手県の平泉遺跡の世界遺産登録が決まりました。これから東日本大震災からの復興を目指す東北地方にとっては、大きな喜びであり励みにもなります。
現在、日本では今回の小笠原諸島と平泉遺跡を含め、16件の世界遺産が登録されています。

ところで、この世界遺産についての知識や理解を深めて、世界遺産の啓発と保全活動の輪を広げることを目的とする「世界遺産検定」というものがあります。世界遺産アカデミーが主催する検定試験で、2006年にスタートした比較的新しい検定試験ですが、特に中高年世代にも人気になっています。
この検定試験は、趣味として取得する人も多くなっていますが、登録地はほとんどが有名な観光地となっているため、旅行業界への転職や再就職、ボランティアなどで生かす事もできます。

世界遺産検定は、これまでに延べ3万人以上が受検し、認定者は1万人以上となっています。3級、2級、1級、最上級のマイスターと4つの級に分かれていますが、2級までは、学歴・年齢・性別・国籍に制限はなく誰でも受験できます。1級の受験資格は、2級認定者、または2007年までのシルバー認定以上の人、マイスターは、1級認定者、または2008年までのプラチナ認定以上の人となっています。

世界遺産検定の詳細は、世界遺産検定公式ホームページより確認してください。

  >>世界遺産検定公式ホームページ

2011-06-17

なつかしい昭和時代のグッズが再び

電力不足により、省エネ・節電ブームが今まで以上に盛り上がりを見せています。LED電球やソーラー発電グッズもそうですが、この夏は蚊帳(かや)が人気だそうです。
蚊帳は、エアコンが普及していない昭和の時代にはどこの家にもあり、夏になると蚊やその他の虫を防ぐために利用していました。窓はもちろん、雨戸も開け放って、自然の夜風を取り入れながら、家族がひとつの畳の部屋で寝たものです。戸を閉めて鍵をかけなくても、物騒だなどと感じなかったくらいなので、そんなところに平和な日本の姿があったようです。

昼間の直射日光を避けるには、よしずなどが使われていましたが、そのよしずも今年の夏は人気で、品薄ぎみだそうです。電気も使わず、涼しく過ごせるならそれに越したことはありません。

ファッション界にも変化があり、甚平やステテコなどが見直されています。何と女性用のステテコも登場し、その名を「レディスコ」というのだそうです。そして、ステテコ姿に似合うものと言えば、下駄です。下駄も昭和初期くらいまでは普段履きとして多く利用されていましたが、舗装道路が増えるにつれ、姿を消して行きました。
ところが、下駄は履いているうちに足を刺激し、健康にも良いことがわかってから再び愛好者が増えて来ました。
電力不足は、なつかしい昭和時代のグッズを呼び戻すきっかけになっているようです。

2011-05-30

今後は家庭でもLED電球に交換

節電、省エネグッズとして、LED電球が人気を集めています。この夏は電力不足が予想されているため、すでに企業でも通常の白熱電球や電球型蛍光灯をLED電球に交換しているところもありますが、今後は家庭でもLED電球の需要が急増して行くものと思われます。
電力使用量の面から見ても、LED電球は白熱電球の約15分の1、電球型蛍光灯の約3分の1と、かなりの省エネ・節電になります。
また、LED電球の大きなメリットとして、長寿命であるという点も挙げられます。1日10時間使用しても約10年間は玉切れの心配もなく、交換の必要もないので、買い換えたり、ゴミに出す手間も省けます。
そのほか、紫外線や赤外線を殆ど出さないので虫が寄ってくるということもありません。特に、オンオフの衝撃に強いので、頻繁にスイッチを入れたり切ったりするトイレや洗面所の照明としても利用できます。表面が樹脂製のカバーになっているものは、落としても割れにくく、かなり丈夫に作られているため、小さな子供のいる家庭でも安心です。。

今までは、LED電球は通常の白熱電球に比べ、高価であるということが普及の妨げになっていましたが、徐々に低価格化が進んでいます。10年間もの間、交換する必要もなければ、長い目でみればお得と言えます。
わが家でも徐々にLED電球に交換して行く方針ですが、電力不足をきっかけに、今後はますますLED電球が普及し、どこの家庭でも見られるようになるかもしれません。

2011-05-21

ゆうちょ銀行の「通常貯蓄貯金」とは?

ゆうちょ銀行の「普通預金」は、もう随分前から利用していますが、これとは別に「通常貯蓄貯金」というものがあることを最近知りました。このゆうちょ銀行の「通常貯蓄貯金」は、一般の銀行、信用金庫、信用組合などが扱っている「貯蓄預金」にあたるそうです。

一般に貯蓄預金は、普通預金に比べ、少しだけ利子が良いのですが、ゆうちょ銀行の「通常貯蓄貯金」の場合は、10万円以上預け入れた場合、通常貯金よりも少しだけ有利な金利になります。口座を開設する際は、現金は不要で預入金額は1円以上1円単位。預入期間の指定はありません。
また、普通預金と同様に口座を開設すると通帳とキャッシュカードが発行されます。キャッシュカードを使ってゆうちょ銀行のATMで入出金をする場合、手数料は時間帯・曜日にかかわらず無料となっています。ただし、公共料金等の自動払込みや給与・年金等の自動受取りなどの機能はないそうです。

一人で、通常貯金と通常貯蓄貯金それぞれ各1冊、計2冊までは持つことができることになっているそうなので、もし10万円以上の残高がある場合は、「通常貯蓄貯金」のほうがちょっとだけお得ですね。
しかし、通帳が2冊、キャッシュカードが2枚となると、きちんと管理をしておかないとややこしいことになりそうです。

2011-05-14

中高年主婦に人気の山歩き・登山

近年、山歩きや登山を趣味にする中高年の方が増えていますが、特に子育てを終えて自由な時間が増えた40代、50代の中高年主婦層に人気です。新緑のきれいな今の季節は、サークルであるいは友達同士で山歩きを楽しむ中高年女性の姿をあちことで見かけます。

山菜取りやきのこ取りは、山の中の新鮮な空気を吸いながら、木々の緑や鳥の声などの自然に触れることができ、ストレス解消にもなり、健康にも良いというメリットがあります。普段、都会の雑踏の中で暮らしている場合など、まるで別世界のように感じるかも知れません。このような山歩きは、身軽な服装でいつからでも始めることができます。

しかし、登山となると本格的な装備や道具が必要となり、ある程度の準備も必要です。山を登るのは決して楽ではありませんが、それでも「登りたい」という方が多いのは、登りきった時の達成感やすがすがしさが忘れられず、決して他の趣味では味わえない感動があるからです。
このような山登りや登山の愛好者は年々増えていますが、また遭難者も増えています。決して自らの体力を過信せず、天候にも気を配り、余裕を持ったスケジュールを立てることが大切です。

2011-05-02

無停電電源装置(UPS)でパソコンを守る

無停電電源装置(むていでんでんげんそうち)というものが話題になっています。この無停電電源装置とは、停電時の電源のトラブルからパソコンを保護するもので、UPS (Uninterruptible Power Supply) とも呼ばれています。大震災時の計画停電の影響もあるようですが、この無停電電源装置を個人で買い求める人が増加し、ネット通販サイトでも何種類も販売されています。

パソコンは、使用中に停電などで電源が急に切れると、システムが異常終了してデータが壊れることがあります。経験したことのある人ならわかりますが、システムを再起動し、壊れたデータを復旧させるのは容易なことではありません。また、ハードディスクやシステム自体が損傷し、データが2度と復旧できなくなることもめずらしいことではありません。

しかし、この無停電電源装置をパソコンと電源の間に接続しておけば、停電で電気の供給が途絶えると同時に自動的にバッテリーから電源が供給されます。この電源が供給できる時間はあまり長くはありませんが、停電が起きてからパソコンを正常終了することができ、データの損傷を防ぐことができます。

無停電電源装置は、企業などではすでに装備されているところが多くなっていますが、個人で装備しているところは少ないようです。今後、計画停電が行われないとしても、落雷などで何度も停電するという地域の方は大切なデータを守るためにも、この機会に設置しておくのも良いかもしれませんね。

2011-03-23

自粛ムードはほどほどに

3月11日に東北・関東地方を襲った大地震は、未曾有の大災害を引き起こしました。家族や家を失った被災者の方は避難生活を余儀なくされ、福島では原発の事故も追い討ちをかけています。
こんな時、被害がまったくなかった方、また被害が軽微で済んだ方にとっても、無関係ではいられません。「できることがあれば手助けしたい」という思いから、義援金や救援物資を送ったりしていますが、日本全体にまん延している自粛ムードに警鐘を鳴らす識者もいます。
さまざまなイベントが中止され、外食をする人も減少しています。全てを失ってしまった被災者の気持ちを思えば当然のことなのですが、このままでは日本経済そのものが活力を失い、復興への道も遠のいてしまいます。
計画停電が行われている中、必要以上に電力を消費するイベントは自粛するべきですが、人々に笑顔を取り戻すようなイベントは、どんどんやって欲しいですね。
被害を受けなかった方は、被害を受けた方の分まで日本という国を支えて行く責任があるように思います。自粛ムードはほどほどに、買い物をし、お金を使って日本経済を元気にして行きましょう。
東北地方の交通網が回復したら、旅行をしたり、ネットで東北地方から買い物をしたりというのも、被災地の復興支援のひとつになります。

2011-03-01

自己啓発にチャレンジしよう

そろそろ暖かくなって来る3月は、何か新しいものにチャレンジしたくなります。中高年の間でも「自己啓発」というものがひそかなブームになっていますが、自分の能力をもっと開花させたいという願いは、万人が持っているようです。

書店には、自己啓発関連の本が何種類も並んでいますが、自己啓発の方法として、成功哲学の本などを読むのが一番手軽かもしれません。たとえば、ナポレオン・ヒル著の「思考は現実化する」などは、世界中で今も多くの人に読まれています。「人は自分が思い描いたような人間になる」というのがこの本のテーマですが、思考というエネルギーがいかにすばらしいものであるかを説いています。
そのほかD・カーネギー著の「道は開ける」やスティーブン・R・コヴィー著の「7つの習慣」も人気があります。

また、通信講座を受講したり、資格試験にチャレンジするのも、ひとつの自己啓発と言えます。テキストを見て勉強をするということは、記憶力や集中力を鍛えることにもなり、また今まで知らなかった新しい世界を知るという新鮮な驚きもあります。あまりにも難しい分野は長続きしそうもないので、楽しんでできるものを選ぶ必要がありますが・・・。

中高年に限らず、何歳になっても「自己啓発」は続けるべきものなのかも知れません。自分を常に高めようとする姿勢は、若々しく生きることにもなり、豊かな人生へとつながるからです。

中高年におすすめの自己啓発書

2011-02-17

4月1日より自賠責保険料が値上げ

景気回復がなかなか実感できない中、2011年4月1日より自動車損害賠償責任(自賠責)保険の保険料が値上げになるようです。自家用車やバイクを所有している人にとっては、あまり嬉しくないニュースですね。
調べてみると、この自賠責保険は2008年4月から平均24.1%の大幅値下げがなされており、2013年度に一気に元の水準に戻す予定だったそうですが、保険金の支払いが想定以上に多かったらしく、損害率悪化などの理由で2011年度に半分前倒しで戻されることになったそうです。

しかし、保険料の支払いがどの程度多くなったのかや、損害率がどの程度なのか、具体的な数字は発表されていないようです。若者の車離れや高齢ドライバーの事故率増加などは、時折ニュースで耳にしますが、それがどのように関係しているのか、一般庶民にはわかりにくい面があります。

2011年度の自賠責保険料の値上げ幅は平均11.7%で、その後2013年度にも同等の値上げが予定されています。自家用乗用車の場合、現在2年契約で2万2470円の料金が、2011年度には2万4950円、さらに2013年度には2万8000~2万9000円になるそうです。
では、値上げ前に契約してしまえば安く済むのでは・・・と思ったりしますが、保険の開始日が4月1日以降である場合は、2月や3月に早めに契約をしても、値上げ後の保険料になるそうです。
就職先が決まらない若者がたくさんいる中で、このような値上げが行われると、若者の車離れにますます拍車がかかりそうですね。

2011-02-03

中高年向け資格・定年力検定とは?

中高年向けの資格には、いろいろなものがありますが、その中でも比較的新しい資格に「定年力検定」というものがあります。「定年力検定」は、一般社団法人 「日本定年力検定協会」というところが主催しているものですが、定年という区切りを迎え、豊かで充実したセカンドライフを過ごすために必要な、経済的基礎知識を問う検定試験だそうです。

保険や年金、資産運用など、専門的な知識を有するファイナンシャルプランナー(FP)という資格もありますが、「定年力検定」は、自分で自分の生活を守ることに主眼がおかれ、高齢者でも受験できるような易しい検定になっているそうです。

老後は年金だけで生活して行けるのかどうか、保険の満期が近づいているがその後はどうしたら良いか、退職金はどのように運用したら良いか、税金や相続は・・・など、定年後には色々な問題が噴出して来ますが、自分の家族や生活を守るためにもある程度の知識はどうしても必要です。そう考える人が増えているせいか、「定年力検定」の受験者も年々増えているそうです。
「定年力検定」の試験は、「年金、保険、資産運用、不動産、税金、相続贈与」の6科目から出題され、三択形式で全120問を2時間で解くという形式で行われます。各科目100点満点中、50点以上、全科目の平均が70点以上で合格となり、合格者には「認定証」が贈られます。
試験日は、年1回で毎年8月に行われます。また、受験資格は特にないので、中高年に限らず誰でも受験できます。

2011-01-26

地デジ対策は、慌てずに・・・

いよいよ今年の7月24日にアナログテレビが終了しますね。
テレビ画面の上下の黒い帯の部分にテロップが流れたり、NHKでは、ニュースの前に地デジ対策を呼びかけています。どうもせかされているような気がして落ち着かない今日このごろですが・・・。
地デジ対策と言っても必ず地デジ対応テレビを購入しなければならないという訳ではありませんが、政府の広報やテレビ各局のCMでは、そのへんがなかなか伝わっていないような気がします。いきなり砂嵐の画面を見せられ、「7月24日以降はこうなりますよ」と放送されると、高齢者世帯などは、びっくりしてしまうのでは・・・。

テレビを買い換えなくても、今使っているアナログテレビに(ブラウン管テレビ)に「地デジチューナー」を接続すれば地デジ放送が見られます。
一般家庭では、2台目、3台目のテレビまで全部地デジ対応のテレビに買い換えるのは、ちょっと厳しいところ。慌てずに「地デジチューナー」を利用して地デジ対策をしましょう。「地デジチューナー」は、ホームセンターや家電量販店で安いものでは5000円前後で購入できます。
また、総務省では、経済的な理由等で地上デジタル放送への移行経費が難しい世帯に対して、簡易な地デジチューナーの無償給付等の支援を実施しています。
詳しくは、こちらの総務省のホームページで確認してください。

  ⇒ 総務省 地上デジタルテレビ放送のご案内

2011-01-11

伊達直人さんは、中高年?

昨年の12月25日朝、前橋市野中町の県中央児童相談所の玄関前に、赤い包装紙に包まれた新品のランドセル10個(計30万円相当)が置かれていたことがニュースになりました。「子供たちのために使って下さい」とのメッセージが添えられ、送り主は「伊達直人」となっていたそうです。そしてその後、全国各地で伊達直人と名乗る方から、児童養護施設や児童相談所に贈り物が届いています。ランドセルのほか、文房具や現金なども贈られているようです。

伊達直人は、1960年代から70年代にかけて連載された、梶原一騎原作、辻なおき作画のプロレス漫画「タイガーマスク」の主人公で、アニメにもなりましたが、ここに来て急にクローズアップされて来ましたね。伊達直人の名を知っているのは、当時子供だった我々中高年世代。・・・とすると全国に出没する伊達直人さんは、やはり中高年かなと推測されます。

しかし、当時の子供達に夢と人を助ける心を教えてくれた「タイガーマスク」。現代の子供達にも是非、知って欲しいですね。このような機会にテレビで再放送されないかなとひそかに期待しています。

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