2011-12-05

自転車事故が増える中、自転車保険の加入者も増加

東日本大震災以降、自転車で通勤する人が増えています。自転車は排ガスも出さず健康にも良いので、自転車通勤の人が増えるのは歓迎ですが、同時にマナーの悪さから自転車事故が増えていることが問題になっています。
テレビのニュースでも放映していましたが、携帯電話をかけながら運転していたり、信号無視、斜め横断、無灯火、傘差し運転など、無謀な運転が目立つようです。また、最近では「ピスト」と呼ばれる競技用の自転車を乗り回す若い人もいるとの事ですが、このピストには何とブレーキがついてないのだそうです。
ブレーキがついてなければ、坂道ではどうするのか、目の前を車が横切ったらどうするのか、あるいは歩行者が急に出てきたらどうするのか、考えると恐ろしくもなります。
自転車と自動車の事故では、自転車のほうが被害者になるケースが多くても、自転車と歩行者の事故では自転車のほうが加害者になります。
実際に歩行者に重症のケガを負わせたり、最悪の場合は死亡に至ることもあり、自転車だからと言って軽く見るのは危険と言えます。加害者になった場合、数千万円の賠償命令が出ることもあるそうで、そうなると相手の人生はもちろん、自分の人生にも大きな痛手となります。
そんな中、自転車向けの保険が相次いで販売されており、加入者も増加しています。保険料は年間5000円前後で、自分や相手がケガをした場合、数千万~1億円までの保障がついているものが多くなっています。
コンビニや携帯電話から気軽に申し込めるものもあるので、自転車通勤される方は検討してみると良いかもしれませんね。

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