2016-08-21

リオ五輪と日本選手

リオ五輪も終盤になりましたが、今回のオリンピックでは日本選手の活躍が海外でも評判になっているようです。
水泳、体操、レスリング、柔道など、いくつもの金メダルを獲得しましたが、あらためて日本人選手のすばらしさを感じました。体格的には決して有利ではなかったものの、それを乗り越えるほどの血のにじむような練習量と、創意工夫、集中力、向上心などがあったものと推察されます。
体操の鉄棒や床運動では、日本人選手のしなやかな動きやひとつひとつの技の美しさに感動し、日本人選手の後に他国の選手の演技を見ると物足りなさを感じるくらいでした。

また、陸上男子400メートルリレーでは、金ではなく銀メダルでしたが、こちらも日本人のすばらしさが海外メディアの注目の的になっているようです。
2008年の北京五輪では銅メダルでしたが、銀メダルは最高成績であり、アジア新記録も更新したとのニュースもありました。
この勝利の要因は、アンダーハンドと言われるバトンパスにあることを知り、「日本人ってやっぱりすごい」と思わざるを得ません。この方法は、渡す側と受け取る側の呼吸が合わないと失敗する可能性があったにもかかわらず、あえて挑戦したということは、相当の練習量があり、それが自信につながっていたようにも思います。

大地震や原発事故を経験して自信を失いかけているようにも見える日本ですが、オリンピックでの日本選手の活躍を見ていると、日本という国は後退しているのではなく、前進しているのではないかという感じもします。特に若い世代は、体力も精神力も強くなって全体としてレベルアップしているような・・・。
中高年、高齢者も負けてはいられないかもしれませんね。


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