2016-01-13

中高年からのスローライフ

「スローライフ」という言葉が一般に知られるようになってから久しくなりますが、今のような時代こそ「ゆったり、ゆっくり生きる」ことが必要かもしれません。
成果主義や長時間労働など、仕事を持つ中高年世代を取り巻く社会的環境はますます厳しいものになってきていますが、ただ頑張るだけでは大切なものを見失ってしまいます。
その大切なものとは、家族関係であったり、自分の健康問題であったりしますが、がむしゃらに働いている時には気づかないことが多いため、時には休暇をとってゆったりと自分の周囲を俯瞰する必要があります。

スローライフは、スピードと効率優先の生き方から離れ、自然や人間関係を大切にした生き方への転換とも言えますが、あまり難しく考えずに一日一日を丁寧に生きるだけでも良いかもしれません。
新しい年が明け、1月のカレンダーを見ると「七草」や「鏡開き」など、日本独特の記念日や行事があります。2月になれば「節分」や「針供養」などがありますが、このような古来から受け継がれてきた行事には、それぞれ意味があります。その意味を考え、その日にふさわしい食事をするだけでもスローライフに一歩近づきます。

また、最近は昔ながらの箒(ほうき)が売れているそうですが、我が家でも畳のほこりを取ったり庭の落ち葉をきれいにする場合は、掃除機ではなく箒を使用しています。このような何気ないことも、スローライフの一環と言えるかもしれません。


人気記事