2012-04-25

金環日食クルーズツアーが人気

300年に一度の天体ショーと言われる金環日食および部分日食が、2012年5月21日にほぼ日本全国で観測できます。太陽と月、地球が一直線に並んだ時に地球から見て太陽が月に隠される現象が日食ですが、太陽が全て隠される場合を「皆既日食」、一部分が隠される場合を「部分日食」と言っています。
「金環日食」は、月と地球の距離が遠いときに、月の周りに太陽がはみ出して光の環のように見えるという、非常にまれな現象です。
前回の金環日食は1987年に沖縄で観測されましたが、関東地方では1839年江戸時代に観測されて以来のことだそうです。しかも次回の金環日食は2030年に北海道で観測できますが、関東地方で観測できるのは300年後になるそうです。
多くの人にとって、一生に一度の特別な体験となるため、各地で金環日食に関したイベントが企画されています。
その中でも、各旅行会社が企画している「金環日食クルーズツアー」が人気で、すでに予約がいっぱいになっているところもあるようです。
今回の金環日食は、日本の人口の約8000万人が見ることができると言われていますが、地域によっては部分日食しか見られないところもあります。関東から九州までの太平洋岸に沿って金環日食を観測できるため、ビル街から空を見上げるよりは、広大な洋上でゆったりと世紀の天体ショーを楽しみたいという人が「金環日食クルーズツアー」を申し込んでいるようです。
また、日食メガネをはじめとするいろいろな金環日食グッズも売れ行き好調だそうです。

参考サイト 国内旅行おすすめスポットなび

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