2013-05-15

中高年の体臭

気温も高くなり汗をかく季節になりました。そこで気になってくるのが体臭です。
中高年の体臭は、どうも若い世代の体臭とは異なる独特な臭いになるそうで、その名も特別に「加齢臭(かれいしゅう)」という名がついています。
あまりいい響きではありませんが、周囲にいやな思いをさせないためにも、これからの季節には臭いに気を配るのがエチケットと言えます。加齢臭は、男性にも女性にもあるそうですが、特に活動的で汗をかきやすい男性のほうが臭いも強いようです。

そして、この加齢臭については、なかなか自分では気づかないというところが怖いところです。特に、体臭に汗の臭いやタバコの臭いが混ざるとさらに強烈な臭いになるとか・・・。家族や周囲の人に言われる前に、自分で何とかしたいですね。

そのためには、常に自分の身体や衣類、靴などを清潔にしておくに限りますが、現在は色々な加齢臭対策グッズが販売されているので、利用してみる価値がありそうです。加齢臭対策石けんや、加齢臭用洗剤、加齢臭用スプレー、加齢臭対策シャツなんてのもあります。日常的に使用するのであまり高価なものは必要ありませんが、一般のお店では買いづらいという場合はネット通販という手もあります。

そのほか、食事によって体臭を少なくする方法もあります。肉類など動物性脂肪分の多い食品は、皮脂腺にも脂肪分が溜まりやすく、加齢臭の原因となる「ノネナール」というものが発生しやすくなります。
中高年と呼ばれる年代になったら、健康のためにも緑黄色野菜や果物を多く摂るようにしていますが、そのような食生活が結局はいやな体臭を防ぐことになり、加齢臭対策にもなるようです。

参考サイト 50代からの加齢臭対策

2013-05-07

富士山の世界遺産登録に思う

日本国民の宝とも言える富士山が、正式に世界遺産に登録されることになったようです。「富士山を世界遺産に」という声はかなり以前からありましたが、ゴミの不法投棄がひどくなかなか登録までは及びませんでした。
遠くから見る富士山の姿は本当に優雅で、古来から絵の題材になったり、詩歌に詠まれたりしましたが、近くに行くと開発が進んで自動車道や登山道がいくつも作られ、痛々しいほどの姿になっています。

しかし、世界遺産登録を意識するようになってからは、ゴミの量も徐々に減少し、随分ときれいになったようです。そんな中、ユネスコの諮問機関は、「登録がふさわしい」とする勧告をまとめ、富士山は2013年6月にも正式に世界遺産に登録される見通しになりました。ユネスコの諮問機関「イコモス」が昨年の8月から9月にかけて現地調査を行い、検討して来ましたが、富士山は信仰や芸術の山として「日本の国家的な象徴だが、その影響は日本をはるかに超えて及ぶ」と評価したそうです。

静岡県の三保松原を除くことが条件となりましたが、日本国民の宝である富士山が、地球人類全ての宝として認められたことになります。
現在日本には、文化遺産が12、自然遺産が4、合計16の世界遺産がありますが、世界遺産に登録されたところは観光客が増える傾向があります。富士山も例外ではなく、国内外から多くの観光客が訪れることが予想されますが、開発がますます進んで自然が破壊され、ゴミの増えるのであればあまり喜んでばかりもいられません。
人類の財産とも言える世界遺産をいかに守って行くかは、私達ひとりひとりの意識にかかっていると言えます。


人気記事