2011-12-28

2012年は地方の時代に

激動の2011年が暮れようとしています。
年末には、この1年を振り返り、来るべき新しい年に期待したいところですが、今のところ期待するべき材料があまり見当たりません。
政治の世界では消費税の増税に反対して、若手の民主党議員が何人か離党したそうですが、野田内閣の増税方針に変わりはなさそうです。先日は八ツ場ダム工事の続行が決まり、またもや民主党のマニフェストが破られました。
「コンクリートから人へ」のはずが「コンクリートからコンクリートへ」となってしまったようです。国民のひとりからすれば、ダム建設に使う予算があるなら、東日本大震災の被災者のために使って欲しいと思うのですが、さまざまな利権がからむ国会議員には、何を言ってもムダなのかもしれません。

そんな中、大阪市の新市長・橋本氏の動向に全国が注目しています。大阪市役所内で、次々と新しい改革を実行している橋本氏に、「できれば国政でも大ナタをふるって欲しい」とつい期待してしまいます。
3月11日の大震災の後は、国会議員の活躍は殆ど見られず、苦労しながらもあれこれと対応していたのは、地方の知事さんや市長さん、町長さんでした。
地方の時代と言われて久しくなりますが、ひょっとしてこれからは国会議員の方は必要なくなるのでは・・・。2012年は、地方から改革の嵐が起こり、名実ともに地方の時代がやって来るような気がします。

2011-12-05

自転車事故が増える中、自転車保険の加入者も増加

東日本大震災以降、自転車で通勤する人が増えています。自転車は排ガスも出さず健康にも良いので、自転車通勤の人が増えるのは歓迎ですが、同時にマナーの悪さから自転車事故が増えていることが問題になっています。
テレビのニュースでも放映していましたが、携帯電話をかけながら運転していたり、信号無視、斜め横断、無灯火、傘差し運転など、無謀な運転が目立つようです。また、最近では「ピスト」と呼ばれる競技用の自転車を乗り回す若い人もいるとの事ですが、このピストには何とブレーキがついてないのだそうです。
ブレーキがついてなければ、坂道ではどうするのか、目の前を車が横切ったらどうするのか、あるいは歩行者が急に出てきたらどうするのか、考えると恐ろしくもなります。
自転車と自動車の事故では、自転車のほうが被害者になるケースが多くても、自転車と歩行者の事故では自転車のほうが加害者になります。
実際に歩行者に重症のケガを負わせたり、最悪の場合は死亡に至ることもあり、自転車だからと言って軽く見るのは危険と言えます。加害者になった場合、数千万円の賠償命令が出ることもあるそうで、そうなると相手の人生はもちろん、自分の人生にも大きな痛手となります。
そんな中、自転車向けの保険が相次いで販売されており、加入者も増加しています。保険料は年間5000円前後で、自分や相手がケガをした場合、数千万~1億円までの保障がついているものが多くなっています。
コンビニや携帯電話から気軽に申し込めるものもあるので、自転車通勤される方は検討してみると良いかもしれませんね。

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