2011-12-28

2012年は地方の時代に

激動の2011年が暮れようとしています。
年末には、この1年を振り返り、来るべき新しい年に期待したいところですが、今のところ期待するべき材料があまり見当たりません。
政治の世界では消費税の増税に反対して、若手の民主党議員が何人か離党したそうですが、野田内閣の増税方針に変わりはなさそうです。先日は八ツ場ダム工事の続行が決まり、またもや民主党のマニフェストが破られました。
「コンクリートから人へ」のはずが「コンクリートからコンクリートへ」となってしまったようです。国民のひとりからすれば、ダム建設に使う予算があるなら、東日本大震災の被災者のために使って欲しいと思うのですが、さまざまな利権がからむ国会議員には、何を言ってもムダなのかもしれません。

そんな中、大阪市の新市長・橋本氏の動向に全国が注目しています。大阪市役所内で、次々と新しい改革を実行している橋本氏に、「できれば国政でも大ナタをふるって欲しい」とつい期待してしまいます。
3月11日の大震災の後は、国会議員の活躍は殆ど見られず、苦労しながらもあれこれと対応していたのは、地方の知事さんや市長さん、町長さんでした。
地方の時代と言われて久しくなりますが、ひょっとしてこれからは国会議員の方は必要なくなるのでは・・・。2012年は、地方から改革の嵐が起こり、名実ともに地方の時代がやって来るような気がします。

人気記事