2010-07-18

中高年の転職と転職支援サービス

会社員として働く中高年にとって、6月~7月は気持ちが揺れ動く時期でもあります。転職を目指している場合、「ボーナスが支給されてから」と考えるからですね。
しかし、雇用情勢が厳しさを増す中で、実際に転職に踏み切る勇気はなかなか出ません。迷っているうちに、季節が過ぎて次の波がやって来ます。そう、12月です。

ボーナスの時期に合わせて、転職のタイミングを見計らっているというわけですが、派遣社員や契約社員の場合はボーナスすら出ないところが殆どです。このような場合は、働きながら正社員として働ける就職先を探すのもよいかもしれません。
悩める中高年にとって、より良い転職先、より良い再就職先を探すには個人の力では限界があります。そこで利用したいのが、「転職支援サービス」です。

「転職支援サービス」とは、ネットから登録をしておくことにより、専門の担当者(コンサルタント)がついて希望や適正にマッチした企業を探したり、紹介したりしてくれるサービスです。転職支援サービスは、独自の開拓ルートを持っているので、ハローワークや求人広告にはのっていない求人情報が多数あります。
中高年からの転職は、このようなところを利用しながらできるだけ多くの情報を集め、じっくりと検討することが大切です。

参考サイト >>転職支援サービスを利用する

2010-07-10

FXの証拠金倍率の上限が50倍に規制

FX(外国為替証拠金取引)は、元手の何十倍もの取引が可能となる投機性の高い投資ですが、その証拠金倍率の上限を規制する改正内閣府令が8月1日に施行されることになりました。

1年間は50倍とし、来年8月からは25倍とよりいっそう規制が強化されます。金融庁では、投資家保護のためとして昨年7月にこの改正内閣府令の内容を公表していましたが、業者や投資家からは規制導入に反対する意見も多く出ていました。

現在、FXの証拠金倍率は無制限となっており、一定額の証拠金を預けておけば何十倍、時には何百倍もの取引が可能です。たとえば、運用倍率が100倍であれば1万円の証拠金を預けておいて100万円の取引ができるということになります。しかし、8月からは50万円まで、2011年の8月からは25万円までとなります。

確かに無制限の場合は、非常にギャンブル性が強く、為替変動により一気に証拠金が吹き飛んでしまうというリスクがあります。損失が証拠金の一定額に達すると、強制的に取引を決済する 「ロスカットルール」 も義務付けられましたが、追加の証拠金を差し入れて損失がどんどん膨らむこともあるそうです。
このような事を防ぐため、証拠金倍率の規制は「投資家保護」という一面もありますが、「倍率が低いと資産に余裕のある人しか取引ができなくなるのでは」といった意見もあります。

2010-07-09

中高年からの英会話

中学校や高校で英語の学習をして来たはずなのに、英会話となるとさっぱり・・・という中高年の方が多いようです。しかし、定年後の長いセカンドライフを考えると海外旅行もしてみたいし、外国の人と自由にコミュニケーションができたら楽しいに違いないと考える中高年の方も多いようです。また、時間的な余裕ができたら若い頃から好きだった映画を、できれば字幕なしでたくさん見たいという方もいます。

となるとやはり英会話を習ってみたい。しかし近くに英会話スクールはなく、通うにしても今のところ時間的余裕がないからとあきらめてしまう中高年の方もいます。しかし、今は自宅にいながら独学で英会話が学べる教材がたくさんあるようです。CDやDVD、インターネットなどを利用して生の英語に触れることもできます。
毎日5分からとか、聞き流しているだけで英会話が覚えられるという簡単なものから、潜在意識を活用した本格的なものまで、多種多様の英会話教材があふれています。

ある程度の英単語の意味や、文法くらいはわかるけれど会話はできないという場合は、まずは英語の発音に慣れることから始めるのが良さそうです。現在の40代~50代はとにかく受験用の英語に振り回されて来ました。その結果、日本人は、心の中に英会話に対する苦手意識を持ってしまった人が多いそうです。生の英語にたくさん触れて、苦手意識をなくすようにすれば、英会話のマスターも難しくはないのかも知れませんね。

2010-07-06

エコバッグ万引きが高齢者に増加

全国的にエコバッグ運動、マイバッグ運動が推進されていますが、同時にエコバッグを悪用した万引きが増えているようです。
レジ袋に購入した商品を詰めるというのは、きちんとレジを通したという証明にもなっていたのですが、レジ袋を断り、エコバッグ(マイバッグ)に詰める場合は、お店側からするといくつもの盲点が発生することになります。
商品を見て回りながら周囲の目を盗んでそれをエコバッグに詰めた場合、それが精算前のものなのかどうか見分けがつかないからです。また、お店のかごに入れたままレジを通さず、荷物を詰める場所に行き、それをそのままマイバッグに詰めて店を出るという大胆な手口も横行しているようです。
このようなかごひとつ分となると、お店側の被害額も大きくなります。

しかし、なぜこのようなエコバッグ万引きが高齢者に多いのか疑問です。日本は格差社会と言われて久しくなりますが、やはり生活に困窮している高齢者が多いのでしょうか?万引きはれっきとした犯罪なので、このようなリスクを犯してまでも生活必需品を手に入れたいという高齢者がいるということは、社会全体の問題とも言えるかも知れません。
また、人は誰しも老いるのは確実ですが、人間として基本的な道徳心というものを失わず、自らの行動に恥じないような年の重ね方をして行きたいですね。

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