2015-12-21

気力の減退と老化現象

現代の中高年は若々しい人が多くなっていますが、仕事に振り回され体力が限界に近づくと、気力も減退して来て何をやるにも億劫になって来ます。
すると、なぜか顔の表情が老けたように感じたり、白髪が増えたり、老眼が進んだりといった老化現象が進行して来ます。やはり肉体と精神は微妙に関連しており、精神の老化は肉体の老化へとつながるようです。

気力が減退する大きな原因のひとつは心身のストレスですが、ストレスがたまると食欲がなくなったり、十分な睡眠も取れなくなります。
すると、自律神経が乱れてホルモンのバランスが崩れ、さまざまな老化現象として表れてきます。こうなると、一日中ボーっとして「何もやる気がおきない」となり、この状態が長引けばうつ状態に陥ってしまいます。さらに、免疫力も落ちてしまうので、色々な病気にもかかりやすくなります。

このような状態から脱出するには、心身を休めることが一番ですが、多少の出費には目を瞑り、普段は食べないようなおいしいものを食べたり、思い切って欲しかったものを購入してみたり、旅行に出てみたりといったことも効果があるようです。
中高年世代は、どうしても我慢ばかりしてしまいがちですが、時には自分の欲求に耳を傾け、自分で満たしてあげることも必要なようです。
わがままな人ほど若々しく感じるのは、あまり我慢をしないからかもしれません。


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