2019-08-15

中高年からでも取れる弁護士の資格

資格を持っているだけで社会的にも信頼され、平均年収は1000万円以上とも言われるのが「弁護士」です。
法律に関心があり、正義感の強い中高年の方にとっては、憧れの職業とも言えるかもしれません。

しかし、40代、50代になってから弁護士の資格を取るのは、不可能に近いのではないかというのが一般論です。
なぜなら、弁護士の資格を取るためには法科大学院を修了して、その後司法試験に合格しなければならないからです。

ところが、2011年からは法科大学院を卒業していなくても、「司法試験予備試験」というものに合格すれば「司法試験」を受けることができるようになっています。

この「司法試験予備試験」は、法科大学院を修了した者と同等の知識があるかどうかを判定するもので、年齢や学歴を問わず、誰でも受験することができるようになっています。

「司法試験予備試験」の合格率はわずか4%とかなり低いものの、試験の内容のみに集中して勉強すれば良いので、法科大学院に入学・卒業するよりは近道と言えそうです。

近年では、50代、60代の司法試験合格者が増えてきていますが、いずれは70代、80代の弁護士さんが増えてくる可能性もあります。

参考サイト:弁護士(中高年からの資格取得ナビ)

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