2011-06-28

中高年にも人気の世界遺産検定

東京都の小笠原諸島に続いて、岩手県の平泉遺跡の世界遺産登録が決まりました。これから東日本大震災からの復興を目指す東北地方にとっては、大きな喜びであり励みにもなります。
現在、日本では今回の小笠原諸島と平泉遺跡を含め、16件の世界遺産が登録されています。

ところで、この世界遺産についての知識や理解を深めて、世界遺産の啓発と保全活動の輪を広げることを目的とする「世界遺産検定」というものがあります。世界遺産アカデミーが主催する検定試験で、2006年にスタートした比較的新しい検定試験ですが、特に中高年世代にも人気になっています。
この検定試験は、趣味として取得する人も多くなっていますが、登録地はほとんどが有名な観光地となっているため、旅行業界への転職や再就職、ボランティアなどで生かす事もできます。

世界遺産検定は、これまでに延べ3万人以上が受検し、認定者は1万人以上となっています。3級、2級、1級、最上級のマイスターと4つの級に分かれていますが、2級までは、学歴・年齢・性別・国籍に制限はなく誰でも受験できます。1級の受験資格は、2級認定者、または2007年までのシルバー認定以上の人、マイスターは、1級認定者、または2008年までのプラチナ認定以上の人となっています。

世界遺産検定の詳細は、世界遺産検定公式ホームページより確認してください。

  >>世界遺産検定公式ホームページ

2011-06-17

なつかしい昭和時代のグッズが再び

電力不足により、省エネ・節電ブームが今まで以上に盛り上がりを見せています。LED電球やソーラー発電グッズもそうですが、この夏は蚊帳(かや)が人気だそうです。
蚊帳は、エアコンが普及していない昭和の時代にはどこの家にもあり、夏になると蚊やその他の虫を防ぐために利用していました。窓はもちろん、雨戸も開け放って、自然の夜風を取り入れながら、家族がひとつの畳の部屋で寝たものです。戸を閉めて鍵をかけなくても、物騒だなどと感じなかったくらいなので、そんなところに平和な日本の姿があったようです。

昼間の直射日光を避けるには、よしずなどが使われていましたが、そのよしずも今年の夏は人気で、品薄ぎみだそうです。電気も使わず、涼しく過ごせるならそれに越したことはありません。

ファッション界にも変化があり、甚平やステテコなどが見直されています。何と女性用のステテコも登場し、その名を「レディスコ」というのだそうです。そして、ステテコ姿に似合うものと言えば、下駄です。下駄も昭和初期くらいまでは普段履きとして多く利用されていましたが、舗装道路が増えるにつれ、姿を消して行きました。
ところが、下駄は履いているうちに足を刺激し、健康にも良いことがわかってから再び愛好者が増えて来ました。
電力不足は、なつかしい昭和時代のグッズを呼び戻すきっかけになっているようです。

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