2011-02-17

4月1日より自賠責保険料が値上げ

景気回復がなかなか実感できない中、2011年4月1日より自動車損害賠償責任(自賠責)保険の保険料が値上げになるようです。自家用車やバイクを所有している人にとっては、あまり嬉しくないニュースですね。
調べてみると、この自賠責保険は2008年4月から平均24.1%の大幅値下げがなされており、2013年度に一気に元の水準に戻す予定だったそうですが、保険金の支払いが想定以上に多かったらしく、損害率悪化などの理由で2011年度に半分前倒しで戻されることになったそうです。

しかし、保険料の支払いがどの程度多くなったのかや、損害率がどの程度なのか、具体的な数字は発表されていないようです。若者の車離れや高齢ドライバーの事故率増加などは、時折ニュースで耳にしますが、それがどのように関係しているのか、一般庶民にはわかりにくい面があります。

2011年度の自賠責保険料の値上げ幅は平均11.7%で、その後2013年度にも同等の値上げが予定されています。自家用乗用車の場合、現在2年契約で2万2470円の料金が、2011年度には2万4950円、さらに2013年度には2万8000~2万9000円になるそうです。
では、値上げ前に契約してしまえば安く済むのでは・・・と思ったりしますが、保険の開始日が4月1日以降である場合は、2月や3月に早めに契約をしても、値上げ後の保険料になるそうです。
就職先が決まらない若者がたくさんいる中で、このような値上げが行われると、若者の車離れにますます拍車がかかりそうですね。

2011-02-03

中高年向け資格・定年力検定とは?

中高年向けの資格には、いろいろなものがありますが、その中でも比較的新しい資格に「定年力検定」というものがあります。「定年力検定」は、一般社団法人 「日本定年力検定協会」というところが主催しているものですが、定年という区切りを迎え、豊かで充実したセカンドライフを過ごすために必要な、経済的基礎知識を問う検定試験だそうです。

保険や年金、資産運用など、専門的な知識を有するファイナンシャルプランナー(FP)という資格もありますが、「定年力検定」は、自分で自分の生活を守ることに主眼がおかれ、高齢者でも受験できるような易しい検定になっているそうです。

老後は年金だけで生活して行けるのかどうか、保険の満期が近づいているがその後はどうしたら良いか、退職金はどのように運用したら良いか、税金や相続は・・・など、定年後には色々な問題が噴出して来ますが、自分の家族や生活を守るためにもある程度の知識はどうしても必要です。そう考える人が増えているせいか、「定年力検定」の受験者も年々増えているそうです。
「定年力検定」の試験は、「年金、保険、資産運用、不動産、税金、相続贈与」の6科目から出題され、三択形式で全120問を2時間で解くという形式で行われます。各科目100点満点中、50点以上、全科目の平均が70点以上で合格となり、合格者には「認定証」が贈られます。
試験日は、年1回で毎年8月に行われます。また、受験資格は特にないので、中高年に限らず誰でも受験できます。

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