2014-05-13

年金受給と定年後の生活設計

中高年のうちから考えておきたいのは、定年後の生活設計です。
先日は、厚生労働相がNHKのテレビ番組で、「年金の受給開始年齢の上限を今の70歳から75歳程度に引き上げることを検討する」と発言したそうですが、国民のひとりとして年金財政がますます苦しくなっていることを感じます。
もちろん、受給開始時期が遅くなればいくぶんか受給額が増えますが、年金をまったく受給しないうちに亡くなってしまう可能性もあります。
また、満額受給の65歳まで元気で働ければ良いとしても、それまでに病気になってしまうこともあります。さらに、やっと年金が受給できる年齢になったとして、それだけで生活できるのだろうかという不安もあります。

定年後や老後の生活設計に関しては、さまざまなリスクを考慮しておくべきかもしれません。本当に不安のない楽しい老後を過ごすには、経済的には公的年金だけに頼らない心構えが必要です。
若い世代にこれ以上の負担を押し付けないためにも、元気なうちは働き、少しでも社会貢献したい。また、公的年金だけではなく、個人年金なども積み立てておくことにより、老後の不安を減らしたい。
自立した高齢者として生きて行くためには、40代、50代のうちから定年後の生活設計を立て、コツコツと準備しておく必要がありそうです。


2014-05-07

2014年のクールビズの期間

すっかり国民の間に定着したクールビズ。
「クール(英語:cool)」には、「涼しい」という意味のほかに「格好いい」という意味があるので、多くの人にすんなりと受け入れられたのかもしれません。「ビズ」は、「ビジネス(英語:business)」の短縮形とか。

2005年に環境省により提唱されたクールビズの期間は、6月1日から同年の9月30日まででしたが、2011年からは、福島第一原子力発電所での事故等の影響による電力不足も考慮して、5月1日より実施されるところが増えてきました。
2014年もまた、政界・官公庁や一部の上場企業では、5月1日より10月31日までの予定で実施されています。しかし、これはあくまでも環境省が想定する実施期間であって、地方により開始時期が遅れたり、終了時期が早くなったりするところもあるようです。

クールビズは、「室温28度でも快適に過ごす」ことを目的としたもので、ネクタイや上着、スーツなどを着用せずに軽装で快適に仕事をすることを推奨しています。しかし、今年はゴールデンウィーク中から暑かったり、寒かったりと気温が不安定で、7月、8月は冷夏になる予報も出ています。
クールビズを意識するあまり、気温の変化について行けず、体調を崩してしまっては意味がありません。その日の気温によって、寒かったら上着を着用し、暑かったら上着を脱ぐというように、臨機応変に対応したほうが良さそうです。


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