2015-11-17

テレビドラマ「下町ロケット」が好調

池井戸潤の小説を原作としたテレビドラマ「下町ロケット」の人気がうなぎ上りになっているようです。
現在、TBS系の日曜劇場(21:00 ~ 21:54)で放送されていますが、以前にも2011年にWOWOWの連続ドラマでテレビドラマ化され、2012年3月にはTBSラジオでドラマスペシャルとしてラジオドラマ化されたそうなので、おおよその内容を知っている人も多かったのかもしれません。

このドラマを見ていると、技術大国と言われる日本の職人技とものづくりのプライドをあらためて認識させられます。
どんなに小さな部品でも、精魂こめて作られること。そして機械によって作られた部品よりも、最終的には人間の手作業で作られた部品のほうがはるかに優れていることなど、色々なことに気づかされます。

また、大企業と中小企業のあり方も大きなテーマになっていますが、優れた中小企業があるからこそ大企業も生き残れることをこのドラマは教えてくれているかのようです。
企業である限り利益追求も必要ですが、欠陥品や捏造などで利益を上げていては、いずれは真実が明らかになり社会を裏切る結果になってしまいます。

現代日本の経済状況はあまり良いものとは言えませんが、このドラマのように希望を捨てずに誠実に頑張っている中小企業が多数存在する限り、日本の未来は明るいように感じられます。



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