2010-04-02

エコリフォームと固定資産税減税

2010年3月8日より、「住宅版エコポイント」の申請受付がスタートしましたが、この住宅版エコポイントは、省エネ性能に優れた住宅を取得したり、エコリフォームやバリアフリー改修を行った場合に、最大30万ポイントが付与されるという制度です。

エコリフォームは、断熱性能を高めるために行う窓や外壁、屋根、床などのリフォームが主な対象となります。窓を二重サッシにしたり、複層ガラスへ交換したり、外壁や天井・床などに断熱材を取り付けるなどの工事が該当します。
また、バリアフリー改修は、エコリフォームと合わせて行う場合に限り、エコポイントの対象になります。浴室の段差解消やトイレ・階段の手すり設置、出入り口や廊下の幅の拡張工事などが該当します。

ところで、このようなエコリフォーム、あるいはバリアフリー改修を行った場合、エコポイントの他に建物部分の固定資産税が軽減される制度が利用できます。対象となるのは、エコリフォームでは床面積120平方メートルまで、バリアフリー改修では床面積100平方メートルまでとなっています。
固定資産税が減税されるのは、工事が完了した翌年の固定資産税(1年間のみ)ですが、減税額は3分の1となっています。

エコポイントばかりに目が行ってしまいがちですが、今年エコリフォームやバリアフリー改修を予定している方は、このような制度がある事も念頭に入れておきましょう。

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