2010-05-08

外貨預金で外貨投資を考えてみる

今後の資産運用を考えた時、日本円だけで大丈夫か・・・と不安になる事があります。
円高、低利回りの今は、外貨投資を考えてみるチャンスかも知れません。
外貨投資の中で、初心者が一番取り組みやすいのが外貨預金ですね。

外貨預金とは、日本円を「米ドル」「ウォン」「ユーロ」など、外国のお金で預金することをいいます。外貨預金には、普通預金と定期預金があり、預けたお金には一定の利息が付きます。
このシステムは日本円の預金と同じで、普通預金はお金の出し入れが自由ですが、定期預金は原則として満期日前にお金の引き出しや中途解約ができない事になっています。

外貨預金の一番のメリットは、金利が高い事ですね。外貨預金には金利20%という商品まであるそうです。その上、為替動向次第では、金利に加えて為替差益を期待できます。「円高の時に外貨を購入し、円安の時に外貨を円に戻す」ということが外貨預金の基本になりますが、外貨購入時と売却時の円相場の差額が大きければ大きいほど、より大きな利益をあげることができます。

ただし、外貨預金の元本・利息は外貨なので、円から外貨に交換した時の為替レートと、外貨を再び円に戻して受け取る為替レートとの差によって、為替差損益が生じ、元本割れとなる可能性もあります。
これが外貨預金の一番のリスクかも知れません。

初心者向けの外貨投資には、外貨預金の他に「外貨MMF」というのもありますが、こちらも為替の動きによってメリットもリスクもあるようです。
しかし、今後の資産運用を考えた場合、やはり為替の変動や外貨投資に目を向けておくべきかもしれませんね。

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